悠悠炊事

博多湾を望む今宿の悠悠炊事は
週に4日ほどブログを書くつもりです

カテゴリ: 鳥さんたち


 近隣で生まれ育ったイソヒヨドリ(オス)が成長しつつ、活動に励んでいる。
 拙宅のベランダから撮影に最短距離の場所の電柱を止り木にするようになった。
 私は大きな望遠レンズを持ち出すことはせず、コンパクトだが、超望遠のニコンのカメラで、さりげなく撮影をしている。
 これから1ヶ月は、この近辺を鳴きつつ飛び回り日々が続く。のんびりと見守り、目と目を合わす程度の付き合いをして様子をみよう。

 以下、イソヒヨドリ、オス、メス いずれも撮影地は今宿海岸


 夜明け前から激しく雨が降っている。
 7時30分頃にカラスが飛んできて電柱の上に止まった。
 このまま、10分ほどいた。
 よほど防水性能のよい羽毛らしい。


 春になってからのイソヒヨドリは、午前5時ぐらいから鳴きはじめる。
 今朝は外されたテレビアンテナのポールの上で鳴いていた。一羽しか停まれないのは、鳥同士の争いがないからいいのかもしれない。それにポールの金属の錆色が保護色になっている。


 ふと、向かいの集合住宅を見ると、いつもと違う。
 錆だらけのポールに地上波と衛星放送のアンテナがない。

 かつてはこうだった。
 イソヒヨドリの止まり木だった。

 イソヒヨドリよ、
 春先だというのに、ここに留まってメスに声をかけられないではないか。
 この住宅は賃貸なのだろう。大家が有線放送にしたようだ。何時ごろ工事をしたのだろうか。ケーブルテレビは JCOM だろうと思うが…。

 午前3時、気温は18℃で暖かだ。
 私は既に起きているが、イソヒヨドリの鳴き声がする。
 春先になると真っ暗なこの時間に決まってイソヒヨドリが鳴く。

 写真は2013年5月18日の午前8時30分に撮った瓦屋根の上のイソヒヨドリだ。
 このときは雛も顔を出した。親鳥との位置関係を見てほしい。

 屋根瓦の色がイソヒヨドリの羽毛とよく似ているから、ここを巣にしていると思われる。
 写真を撮ったときから9年ほどの年が流れている。イソヒヨドリは代替わりをして、今も元気に鳴いているのはうれしい。


ご参考:海辺のイソヒヨドリ

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